選択の自由と言いつつ、結局いつもの答えに落ち着く

1つ100円のトマト缶で二人分のパスタソースを作ろうとした時、スーパーの同じ棚には、レトルトのパスタソース(しかも二人分)が100円で売っていた。

これは悩む。スーパーの棚の前でたっぷり5分は迷いに迷っていた。

金額だけ見れば、もちろんレトルトのパスタソースの方が安い。

もう既に調理済みで、味も整っているし、湯煎にかけて数分すれば出来上がりだ。もっとズボラにやってしまうなら、中身を出してレンジでチンしてしまえばもう、鍋を用意する手間もない。これ1個買ってしまえば、それ以外の調味料や具材は必要ないのだ。

なんて素晴らしいのだろうレトルト食品。メーカーさん方の企業努力に感謝するしかない。

けれど満足感を得るならば、トマト缶を使って自分で作った方が良いのかもしれない。

レトルトのパスタソースは具が少ないこともあるし、そもそもの内容量がちょっぴり少なかったりもする。

パスタを茹でる時、一人前の量を厳密に測る人は多分少ないだろう。きっと大多数の人は、「これくらいかな?」と目分量で測るだろうし、「少なかったらやだな。もう少し茹でておこう」なんて言いながら麺の量を増やしてしまうのだ。

そうすると、メーカーさんが気をきかせて「二人前」としてくれているパスタソースとの比率が合わなくなってしまう。

ならば、トマト缶を使い、具が足りなければ適宜ツナ缶などを入れて、たっぷりと余るぐらい作ってしまえばいいのではないか。余ったらゴハンにかけてチーズのせてレンジでチンでもすれば適当なドリアになる。あらやだ素敵。多少お金はかかっても、「きちんと料理した満足感」は得られる。これはちょっとした自信に繋がるのだ。

自宅で自炊をしている人ならば、ある程度の調味料や食材が揃っているだろうから、トマト缶で作ることは(そこそこ料理の経験がある人なら)可能だろう。

しかし普段料理をあまりせず、冷蔵庫になんにもない人に「トマト缶で作った方がいいよ」と言っても、調味料などを揃える金額が上乗せされてしまうから「えー面倒くさい」と思ってしまうのは当たり前だ。

とはいえ、普段しっかりと料理をする人に「レトルトの方がお手軽だよ」と言っても、もしかしたらレトルトの味に満足しないかもしれないし、そういう人は料理をすることが好きだったり、冷蔵庫の食材のやりくりを常に考えているかもしれないから、「そうは言っても…」と手を出しづらく思っていることも想像できる。

こういった攻防戦は毎回頭のなかで巻き起こっては、何の解決もせず時間ばかりが過ぎていく。

なんとかして結論付けるならば、自分のおかれた状況に応じて使い分けるのが正しいということだ。

そう思いながら、今日はレトルトのパスタソースをカゴに入れる。https://www.brownwoodtx.co/kouka-taiken.html